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リスクは『正しく』取らなければいけない。

私たちは普段、「できるだけリスクを避けよう」と考えながら生活しています。

転ばないように慎重に歩く。
損をしないようにお金を使わない。
失敗しないように挑戦を控える。

一見すると、とても賢い判断に思えます。
しかし、人生には「リスクを避けた結果、もっと大きなリスクを抱えてしまう」ということが少なくありません。

例えば、健康です。

「運動は疲れるし、ケガをするかもしれない。」
そう考えて何年も運動をしなければ、確かに運動中のケガは避けられるでしょう。
でも、その代わりに筋力は衰え、体力は落ち、生活習慣病のリスクは高まります。

ケガをするリスクを避けたことで、将来の健康を失うという、もっと大きなリスクを背負ってしまうのです。
 

これは不動産投資にも同じことが言えます。

どんな物件でも少なからずリスクがあります。

例えば、相場下落リスク、空室リスク、金利上昇リスク、災害リスクなどです。

 

結論を言ってしまうと、ある程度のリスクを負えないのであれば、FIREしたい、今の給与収入と同等のキャッシュフローがほしいなどの目標を達成することは不可能です。

つまり、『正しく』リスクを取るということが必要なのですが、『正しく』という部分をうまくできない方は少なからずいらっしゃいます。

 

例えば、空室リスクや災害リスクを過剰に受け取ってしまい、良い物件を見送ってしまうというケースです。

空室リスクはどの物件にも存在しますが、管理会社へのヒアリングや調査を行えば、その空室リスクが大きいものなのか、小さいものなのかを判断することができます。

これをせずに、感情的とも言える理由で空室リスクが高いと判断して優良物件を見送ってしまうということは、リスクを避けたことで将来のキャッシュフローを失う(=可処分所得が下がる)というリスクを負ったことになります。

 

災害リスクに関しては、以前他のコラムでも書きましたが、ハザードマップは100年に一度や1000年に一度(自治体による)の大豪雨を想定しております。

100年や1000年の一度のものを警戒するがあまりに優良物件を見送ってしまうということは、同じくリスクを避けてリスクを負ってしまうということになります。

(しかも、災害については火災保険や地震保険でカバーできるものなので、過度に気にしすぎはよくありません)

 

*参考コラム

《洪水ハザードマップをどのくらい気にする? 》

https://b-effect-asset.jp/news/20211109132829/

 

反対に、取るべきではないリスクをとってしまう方もいらっしゃいます。

わかりやすい例を挙げると、区分マンション等のキャッシュフローが出ない投資です。

 

キャッシュフローが出ないということは、将来の値上がりに期待してキャピタルゲインを出さなければ投資として成立しません。

相場が横ばいであれば、ランニングコスト(固都税、管理費等)の分の損失が出てしまいますし、相場が下がれば損切りという形になり、大きな損失を抱えることになります。

 

このケースでは、将来の値上がりというリターンを過度に見込んで、空室リスク、相場下落リスク等を取りすぎているということになります。

リターン<リスクになってしまうと投資対象としては問答無用で不適格です。

 

まとめると、リスクを過度に警戒することは良くないですが、軽んじてしまうこともよくありません。

リターンをロジカルに考えて、リスク<リターンの不動産投資をしましょう!

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