金融機関同士を競合させる場合の注意点 | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

不動産投資はいかに低い金利で購入資金を調達できるかに成功がかかっております。

なるべく金利を下げる方法として、二行以上の金融機関を競合させるという方法があります。

金融機関の担当者も営業マンですので、自身の社内評価に繋がる融資契約を勝ち取る為に、少しでも他行より良い条件で稟議を下ろすことに必死になりますので、確かにこの方法は有効かもしれません。

しかし、デメリットもあります。

①担当銀行員によっては、逆にやる気を削いでしまう場合もある。

競合させることで必ずしもすべての銀行員がやる気になる訳ではありません。

競合の存在を知らせることで、『せっかく稟議を下ろしても、どうせ他行に取られてしまうだろう』と最初から諦めてしまう銀行員も少なくありません。

こうなってしまうと、融資審査を後回しにされてしまう可能性が高く、完全に逆効果と言えるでしょう。

②選ばれなかった金融機関からの心証は悪くなる。

選ばれなかった金融機関からすると、無駄な労力だけかけられたことになるので、間違いなく心証が悪くなります。

次回、もし本当に融資を受けたいと思っても以前と同じような対応をしてくれるとは限りません。

このようにデメリットもありますので、金融機関を競合させる場合はよく考えていただきたいです。