初めての不動産投資。まずは何をすればいいか？ | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

不動産投資初心者の方とお話しをすると、『まず、どんな物件を買えば良いですか？』と聞かれる事が多いですが、この質問は初心者の証拠です。

結論から言うと、不動産投資初心者がまず最初にやる事は物件探しではなく、金融機関選びです！

不動産投資はほとんどの場合が超長期間で資金調達します。

つまり、金融機関とはこれから何十年と付き合う事になるので、どの金融機関から資金調達するかは、どんな物件を買うかと同じくらい重要な事なのです。

それでは、どのような金融機関と取引すれば良いでしょうか？

それは、ご自身の住所→目的・目標→条件の順番で精査してきます。

まず、金融機関はその営業エリア内に住所がないと、そもそも審査自体してくれない事がほとんどです。

（稀に実家がある。勤め先がある。昔住んでいたなどの地縁があれば取り上げてくれる事もありますが、基本は住民票の住所で判断します）

都市銀行であれば日本全国に支店がありますが、都市銀行は超高属性の顧客しか相手にしません。

よって、ほとんどの投資家が地銀や信金・信組で資金調達する事になります。

地銀や信金・信組は営業エリアが決まっているので、そのエリア内に住所がある事が第一条件です。

まずは、自身の住所は、どの金融機関の営業エリア内なのかを把握しましょう。

これだけで日本全国の金融機関から、ほんの一握りまで絞れてしまいます。

次に、自身の不動産投資をする目的や目標をしっかりと考えてみましょう。

例えば、月に数万円程度のお金があれば良い方であれば、一棟購入するだけで目標は達成されます。

しかし、FIREしたいなど高い目標を持った方だと、一棟購入しただけでは目標達成できません。

つまり、たくさん購入して資産拡大する必要がある＝追加融資に応じてくれる金融機関を選ぶ必要があります。

この目的・目標に応じた金融機関を選ぶ事はとても重要なのですが、金融機関の詳しい情報はインターネットでは調べられないですし、金融機関に詳しい不動産会社も少ないので、間違った選択をしてしまう投資家は相当数いらっしゃいます。

自身がなぜ不動産投資をするのか、一棟買えれば満足なのか、将来どの程度まで拡大したいのか、再確認して下さい。

その目的・目標に合致した金融機関を選ぶ必要があります。

最後に条件です。

金利は低ければ低いほど、期間は長ければ長いほど、キャッシュフローが増えます。

なるべく良い条件の金融機関を見つけましょう。

ここまで過程を正しく踏む事でようやくご自身にあった金融機関を選定する事ができます。

ここからようやく物件選びです。

なぜ、金融機関を決めてから物件選びをするかと言うと、金融機関の不動産投資に対する考えはそれぞれ異なり、融資する物件もそれぞれ全く異なるからです。

ある金融機関は築古が得意だけど、ある金融機関は新築のみに融資してたり、積算評価の金融機関もあれば、積算は全くみずに収益還元評価の金融機関もあります。

このように、金融機関の不動産に対する考えはそれぞれ１８０度違います。

よって、金融機関選びの前に物件探しをするという事は、自身の目的・目標を全く無視して投資する。という事になります。

これが間違っている事は誰でも分かりますね。