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不動産投資で成功するには、良い条件で融資を引く事が最も重要と言っても過言ではありません。
つまり、銀行と良好な関係を築ける投資家は成功し、そうではない投資家は拡大できなくなってしまう、という事です。
今回は実際に銀行員から聞いた、銀行に嫌われるNG行動を紹介させていただきます。
・レスポンスが遅い
銀行員も一営業マンです。
毎月、営業成績・ノルマに追われているので、持ち込まれた案件はなるべく数字にしたいというのが本音です。
しかし、不動産投資の融資審査は簡単ではなく、とても時間がかかります。
融資審査を早く進めたいのにも関わらず、投資家本人がレスポンスが遅かったり非協力的だと、その投資家は間違いなく銀行から嫌われます。
銀行員からすると、同じような案件でもレスポンスが早く、スムーズに審査が進む案件を優先しようとするのは営業マンとして当然の事だからです。
審査過程で、銀行から収入証明や身分証の提示があれば必ず即日、遅くても翌日には提出するようにしましょう。
面談などは、平日の銀行営業時間内に行われる事が多いので、本業がある投資家には即日対応する事は難しいかもしれませんが、なるべく早く対応して誠意を見せる事が大切です。
そうする事で、優先的に審査を進めてくれます。
・審査途中で購入意思を撤回する
これは最もやってはいけない行為です。
銀行員からすると、物件の現地調査に赴いたり、本部にあげる稟議書を作っているところなのに、投資家から『やっぱり買うのを辞めます』と言われてしまうとすべてが水の泡になってしまいます。
このパターンは嫌われるどころか、次に本当に欲しい物件が見つかったとしても審査すらしてくれなくなる可能性もあります。
これは事実上の『取引禁止』のレッテルを貼られる事になるので、投資家としては大ダメージです。
購入意思を撤回するのは、事前確認が足りないからです。
物件購入の際は、必ず事前確認をしっかりとして、購入意思を撤回しないように気をつけましょう。
・横柄な態度をとる
数年前の不動産投資への融資が全盛の時代はあらゆる銀行が収益不動産に対して、積極的に融資をしていました。
普通のサラリーマンでも色々な銀行から融資を引けるので、どの銀行と取引するかを投資家が選べる立場にありました。
しかし、スルガショック以降ほとんどの銀行が融資引き締めを行い、2022年現在、収益不動産への融資を積極的に行っている銀行はごくわずかになってしまいました。
つまり、以前は投資家が銀行を選ぶ立場だったものが、逆に銀行が投資家を選ぶ立場に逆転したのです。
このような状況で、自分はお金を借りにきた客人だとばかりに担当営業マンに横柄な態度を取ってしまうと、もちろん相手にされません。
横柄な態度でなくても、金利交渉や手数料交渉を一方的にしてしまうと『めんどくさい客』として認識されてしまいます。
キャッシュフローを良くするには、金利交渉や手数料交渉は必須ですが、あまりにしつこかったり、高圧的な態度で行うと逆効果です。
銀行と良い取引をしたいのであれば、一方的ではなく、持ちつ持たれつの関係を意識しましょう。
・決算書・確定申告書を提出しない、もしくは遅い
法人で購入した場合は決算書、個人の場合は確定申告書は毎年必ず銀行に提出するようにしましょう。
銀行は決算書や確定申告書の内容で、健全に運営されているか判断し、追加融資に応じるか否かを判断します。
決算書や確定申告書はメールで送れば良いだけの事なので、ほんの数分で終わる作業です。
しかし、このたった数分の作業にも関わらず、忘れてしまったり、面倒だからといって、蔑ろにしてしまう投資家は少なくありません。
決算書や確定申告書の提出をしないと、銀行からすると運営状況が分からないので追加融資に応じる事ができません。
一棟で終わらずに2棟3棟と買い進めるのであれば、毎年決算書や確定申告書を提出するのは絶対条件です。
・暗号資産など、ボラティリティが激しい金融資産を多く持つ
金融資産と一口に言っても、現金、株式、債券、暗号資産など様々です。
しかし、銀行からするとやはり現金が最強でCash is Kingな訳です。
この現金を価格変動が激しい暗号資産などの商品に変えてしまうと一気に個人属性を毀損してしまう事になります。
銀行によっては、『暗号資産は全く金融資産として評価しない』という極端な評価の銀行もあるくらいです。
不動産投資をするのであれば、少しでも個人属性をあげるように金融資産の内訳も考慮しましょう。
感覚値ですが、暗号資産などのボラティリティが激しい商品は、保有金融資産総額の5%未満が健全だと思います。
繰り返しになりますが、不動産投資で成功するには銀行との付き合い方がとても重要です。
上記のような行動に気をつけて、銀行と良好な関係を築けるように意識しましょう。
多くの投資家様に信頼いただいております!
概要
店舗名 | 株式会社 B・Effect Asset |
---|---|
住所 | 東京都港区赤坂9-1-7 赤坂レジデンシャルホテル261 |
電話番号 | 03-5413-8870 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
対応エリア | 一都三県を中心に日本全国対応致します |
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