年齢は融資審査に大きく影響する（若年編） | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

前回、５０歳を超えると金融機関からの融資が厳しくなってくるという話をしました。

しかし、だからといって若ければ良いというものではありません。

若すぎるのも、金融機関の評価が厳しくなる場合もあります。

具体的には２０代前半の方だと、審査は厳しくなる傾向が強いです。

なぜなら、まだ勤続年数が短く信用が低いということに加え、転職や転勤、結婚などで収入や生活環境が大きく変わる可能性が高いと判断されるためです。

金融機関は、投資家の個人属性を評価して融資を行うので、勤め先や年収、居住地、家族構成などが大きく変化することをとても嫌がります。

特に結婚に関しては、相続人の有無という観点で年齢に限らず『そもそも単身者はNG』という金融機関も少なくありません。

金融機関が相続人として認めるケースはやはり配偶者がもっとも多く、両親などの親族は認められない場合が多いからです。

極端な話ですが、《年収３０００万円・金融資産１億円・未婚》の２０歳の若者より、《年収１５００万円・金融資産３０００万円・既婚者》の３０代・４０代の方が金融機関は喜びます。

このように考えると、実は不動産投資に積極的に取り組める期間というのは、実は思ったより短いものです。

２０代で買い急いでノンバンク系金融機関から融資を受けると、属性毀損してしまい、いざ３０代４０代になったときに他の金融機関から融資を受けられなくなりますし、かといってゆっくりしすぎて５０歳を超えてしまうと、こちらも審査が厳しくなってしまいます。