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見事に融資承認を得ることができたら、契約へと進みます。
融資承認を得たあとで初めて交渉権を得ることになるので、値引きや条件などの要望があれば売主や建築会社に交渉することができます。
しかし、優良物件の場合、二番手、三番手がすぐ後ろにいるので、大きな交渉はできないと思っていた方がいいですし、あまりに強気な交渉をしてしまうとせっかく契約する権利を得たのに、感情的な理由で番手を下げられてしまう可能性もあるので注意が必要です。
そして、契約前には分からないことがあれば遠慮なく売主や仲介業者に聞くようにしましょう。
決して分からないまま、契約してはいけません。
我々業者の立場からしても、小さなことでもなんでも聞いてくれる投資家の方がコミュニケーションがよく取れ、円滑に竣工まで進むことが多いのでやりやすいです。
特に責任負担、費用負担などは不透明のまま進まないように気をつけましょう。
伝達ミスや認識違いがないように、書面やメールで残しておくことをおすすめします。
融資承認後はまずは土地の売買契約を締結します。
この時に手付金が必要なので、現金を用意しておきましょう。ちなみに、不動産慣習上、手付金は売買代金の5%前後のことが多いです。
次に建築請負契約へと進みます。
土地の売買契約は宅建業法上、自宅や宅建業者の事務所で締結することがほとんどですが、建築請負契約は特に定めはありません。
しかし、建築会社とは長い付き合いになるので、建築会社の事務所を一度確認しておくことをおすすめします。
土地売買契約書・建物建築請負契約書を締結し、その原本を金融機関に提出することで本承認が降りることが一般的です。
契約を締結し、土地の決済日が決まったら金銭消費貸借契約(金消契約)を金融機関と締結します。
金消契約はお金の貸し借りの契約で、おもな条件(借入金利、返済期間、融資金額など)の他に、遅延損害金などのペナルティも記載されています。
その後、土地の決済を行います。
金消契約を締結した際の条件で融資が実行され、土地の残代金を売主に支払うことで所有権を買主へと移転します。
決済は金融機関の営業日なので平日のみですが、最近では振込伝表を事前に提出しておき、決済日は自動で決済する方式(伝票決済)をすることが多いので、その場合は特に時間を空けおく必要はありません。
しかし、金融機関によっては立ち会わないといけないところもあるので、その場合は1〜2時間程度時間を作る必要があります。
土地決済が完了すると、建物建築に向けて動き出すことになります。
多くの投資家様に信頼いただいております!
概要
店舗名 | 株式会社 B・Effect Asset |
---|---|
住所 | 東京都港区赤坂9-1-7 赤坂レジデンシャルホテル261 |
電話番号 | 03-5413-8870 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
対応エリア | 一都三県を中心に日本全国対応致します |
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