④購入申込から融資承認までの流れ・その３《物件の精査を進める》 | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

融資審査は早くても１ヶ月前後かかります。

その間に物件の精査も進めていきます。

物件の精査とは具体的には、下記の確認をします。

・売主は信頼できる会社か？

・建築会社は信頼できる会社か？

・標準仕様・オプションの確認

・別途費用の確認（地盤改良費、劣化対策等級取得費など）

まず売主が信頼できる会社かは必ず確認しましょう。

高額な取引をする不動産業界は、残念ながら手付金詐欺などをする怪しげな会社も存在する業界です。

HPの確認、設立何年か、今までの実績の確認はもちろん、代表者氏名をネット検索してみましょう。

代表者が以前に何らかのトラブルを起こしている場合、ネット検索すれば出てくる可能性があります。

トラブルを起こした会社を閉じて、また新たに会社を設立している場合があるので、この場合は会社名で検索しても何も出て来ません。

よって、代表者氏名の検索が必要です。

建築会社も同じように調べましょう。

まともな会社であれば実績を聞けば必ず教えてくれますし、過去の施工現場をいくつか教えてもらって、実際に見学するのも良いと思います。

そして、契約後に認識違いがないように、どこまでが標準仕様でどこまでがオプションとなるかを必ず確認しましょう。

浴室乾燥機が標準仕様かと思ったらオプションだった、宅配BOXは建築見積もりに含まれていなかった、などの認識違いのトラブルが発生しないように気をつけましょう。

また、地盤改良費や劣化対策等級などは建築見積もりに含まれているかどうかの確認も必須です。

事前に物件精査を怠らなければトラブルになることはほとんどありません。

後のトラブル防止のために、融資審査と並行して物件や契約内容の確認をしておきましょう。