転職や勤続年数はどのくらい審査に関係あるのか？ | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

金融機関が属性を審査する時に、転職による勤続年数の長さは当然審査対象になります。

それでは、勤続年数はどの程度審査全体に影響があるのでしょうか？

結論から言うと、長いに越したことはないがケースバイケースです。

まず、転職と言っても色んなケースがあります。

大きく分けると、中小から大手、大手から中小、大手から大手です。

中小から大手、大手から大手への転職の場合、転職による勤続年数の短さはあまり気にしなくてもいいでしょう。

特に中小から大手の場合は、勤続年数が転職によって短くなってしまったとしても有利に働きます。

問題なのは、大手から中小へ転職するケースです。

これは間違いなく属性が低くなってしまいます。

勤続年数が短くなることに加えて、勤務先の信用度も低くなるので、大きく属性を下げてしまうことになります。

これは独立開業も同じことが言えます。

仮に年収が転職によって大きく上がったとしてもです。

なぜかというと、金融機関は年収や勤続年数より、勤務先の規模を重視する傾向にあるからです。

例えば、年収５０００万円の中小企業経営者と、年収１５００万円の上場企業サラリーマンを比べると後者の方が良い条件で融資が降りる可能性が高い訳です。

（もちろん、金融機関によって違いますが、このような傾向にある金融機関が多いです）

まとめると、以下のようになります。

勤続年数は長ければ長いほどいいが、それ以上に勤務先の信用度をみる傾向にあるので、中小から大手への転職であればむしろプラス要因。

大手から大手は勤続年数が短くなってしまう分、若干マイナス要因だが気にする必要はなし。

大手から中小の場合は勤続年数が短くなることに加えて、勤務先の信用度も下がってしまうので、大きく属性を下げる要因になる。

もし、転職や独立を考えているのであれば、上記を参考にするといいと思います。