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前回、不動産投資において『待つ』という選択肢も必要というお話しをしました。
これは個人属性があと少し足りないケースに当てはまる選択肢です。
例えば、年収1,000万円から土台に乗る金融機関があり、今の年収は950万円だが、翌年の年収は1,000万円を超えると予測できるケースや、預金3,000万円から土台に乗る金融機関があり、今の預金は2,800万円だが、翌年には3,000万円を超えると予測できるケースなどに有効な選択肢かと思います。
たった1年待つだけで、より金利や融資年数などの条件がいい金融機関と取引できるのであれば、『待つ』という選択肢を取るべきだと思います。
しかし、この『待つ』ことが有意義なケースは、例にあげたような予測ができる場合、もしくは自身でコントロールができる場合に限られます。
どういう意味かというと、年収であれば自身のポストがあがると分かっているのであれば年収もあがる可能性が高いですし、もし今の勤務先で上がらなくても転職という選択肢もあります。
預金であれば、貯金する為に生活レベルや出費を調整すれば計画的に預金を増やす事ができます。
つまり、どちらも自分で予測したり、コントロールすることができるということです。
反対に自分で予測やコントロールできない事由を理由に『待つ』という選択肢をとるということは、計画性がなく、論理的ではない判断と言えます。
例えば、私がこの業界に入りたての2012年頃、周りはみんな口を揃えて同じ事を言っていました。
『ここ何年も不動産価格が上がり続けているから、今年からそろそろ下がるだろう』と。。
しかし、ご存知の通り、その後も不動産価格は上がり続け、2025年現在まで続いています。
この『そろそろ下がるだろう』というのは、感情論ともいえる希望的観測にすぎません。
こういった何の根拠もない事由を理由に『待つ』という選択肢をとってしまわないように気をつけましょう。
『オリンピックが決まったら〜』
『株価が上がったら〜』
など、いかにもそれっぽいことをニュース番組などで話している評論家はいますが、それぞれに不動産価格に対する影響はどの程度あるものなのでしょうか。
実際に、『東京オリンピックまでは上がって、それを過ぎたら下がる』という評論家も多かったですが、蓋を開けてみれば関係なく上がり続けています。
そもそも、不動産は100%受給バランスで相場が決まるので、オリンピックどうこうは最初からほとんど関係のない話なのです。
(一部の不動産を除く)
不動産を購入するか否かの判断は、『今』の価格で購入してキャッシュフローを得る事ができるか否かの判断が必要です。
過去はこうだったとか、未来はこうなったらいいなとか、感情的な判断は必要ありません。
慎重になりすぎて、石橋を壊してしまったり、いつの間にか評論家のようになってしまわないように気をつけましょう。
多くの投資家様に信頼いただいております!
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