不動産売買の手付金詐欺は存在します。 | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

サラリーマン大家さん全盛の時と比べるとだいぶ減りましたが、残念ながらいまだに不動産に関する詐欺が存在しています。

そのなかで多いのが、手付金詐欺です。

手付金詐欺は、売買契約時に手付金を受け取り、物件を引き渡さないというものです。

多くの投資家から手付金だけ集めて、計画倒産する会社もあります。

倒産されてしまうと、どうしようもありません。

被害者は泣き寝入りするしかなくなってしまいます。

これを未然に防ぐには、まず売主の会社名でネット検索してみましょう。

HPがない、会社自体が設立して日が浅いなどの場合は、契約までにきちんと調べた方がいいでしょう。

そして、代表者名でも検索を必ずした方が良いです。

以前に他の詐欺事件など何かトラブルを起こしている場合、名前が出てくる可能性が高いです。

このような業者は手付金を集めるだけ集めて、計画倒産しまた新しい会社を設立して同じ事を繰り返しています。

小さな会社をいくつも持っている代表者の場合は警戒すべきです。

それから、住所で検索することも忘れないで下さい。

以前に似たような事件を起こしている場合、社名だけ変えて、同じ住所でまた同じようなことをしている場合があります。

上記のインターネット検索は必ずするようにしましょう。

それから、手付金の額にも注意が必要です。

不動産売買の手付金の額は、（売主が宅建業者の場合）売買代金の２０％まで認められています。

しかし、未完成物件の場合は売買代金の５％超もしくは１，０００万円超、完成物件の場合は売買代金の１０％超もしくは１，０００万円超の場合は保全措置をしなければいけません。

よって、業界の慣習的にはそれぞれ５％以下もしくは１０％以下にする場合がほとんどです。

それにもかかわらず、理由なく手付金をなるべく多くしようとする業者には警戒した方が良いでしょう。

インターネット検索はほんの１０分程度でできる作業です。

この作業をするかしないかで、自分を守れる可能性がグンと上がるので、必ずするようにしましょう。