『融資引き締めました』は本当か？ | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

他業者や投資家から『〇〇銀行は融資を引き締めたらしい！電話したらそう言われた！』と報告を受けることがあります。

本当にそうなのでしょうか？

実は、これには裏があります。

結論から言うと、実際には引き締めは行われていないケースが多いです。

それでは、なぜ金融機関はわざわざこのようなことを言うのでしょうか？

それは関係性の薄い業者や投資家を敬遠する為です。

一棟物アパート・マンションの融資はパッケージ化されていないものがほとんどで、審査に非常に時間がかかります。

最低でも１ヶ月、通常で２〜３ヶ月程度でしょうか。

これだけ時間をかけても融資実行しなければ金融機関の数字にはなりません。

しかし、融資承認直前で投資家から『やっぱり買うのやめます』と言われたり、業者から『他にとられてしまいました』と審査取り下げがあるのは決して珍しくない訳です。

金融機関の担当から言わせると、完全なるタダ働きです。

よって、必然的に確実に融資実行できる信用ある業者や投資家の審査を優先することになります。

しかし、コンプライアンスの問題で大々的にこのようなことを言う訳にはいきません。

なので、本当はまだまだ積極的に融資しているのに『自己資金は〇割必要で、期間も◯年短縮になりました』とあえて厳しい条件を出すことで、入口で業者や投資家に取り下げさせている訳です。

事実上の『お断り』ですね。

これは金融機関の担当から聞いた紛れもない事実です。

このような情報はネットや書籍では出回ることがないので、『強いパイプを持つ業者や投資家が1人勝ちしている』そんな状況が今の情勢です。