空室を埋める為に『設備仕様について』 | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

コロナ禍もあり、在宅の時間が増えたことで、入居者は以前に増して優れた設備仕様を求めるようになっています。

設備が優れていればいるほど、他物件と差別化することができ、稼働率があがります。

しかし、必要以上に凝った設備仕様にしてもオーバースペックになってしまい費用対効果が悪くなってしまうので、注意が必要です。

一般的には、浴室乾燥機、追い焚き機能、ウォシュレット、エアコン、独立洗面台、宅配BOX、カメラつきインターフォン、インターネット設備などが人気の設備です。

女性入居者の場合は、オートロックや防犯カメラが必須という方も多いです。

しかし、上記の設備仕様を付加するには当然お金がかかります。

エリア毎のターゲット層が違うので、管理会社や不動産会社と相談しながら費用対効果が高いものをつけるようにしましょう。

例えば、男性はオートロックの有無をあまり気にしない方が多いので、男性をターゲットとしているエリアであれば、オートロックをつけても費用対効果が低くなってしまいます。

家具家電を標準設備にするという投資家もいますが、家具家電が最初からあると邪魔だという入居者も少なくありません。

また、これらの故障時のクレームや修理費などの出費が増えるので、費用対効果としては逆効果になってしまう可能性があり、家具家電はあまりおすすめできません。

そこでおすすめなのが、クロスやフローリングの色を需要にあった色にすることです。

色を変更するだけなので、別途費用はかかりません。

例えば、女性が多いエリアであれば、女性が好むような明るい色合いにすることでお金をかけずに他物件との差別化を図ることができます。

１階は女性は敬遠すると想定して、１階は男性向けの色合いにし、２階以上は女性向けにしたりと、フロア毎に色合いを変える方もいらっしゃいます。

ここで注意していただきたいのが、決して自分好みの色にしないということです。

投資物件は自分が住むわけではないので、自分好みの色にしたとしても全く意味がありません。

例えば、女子大学の近くの物件にも関わらず、自分好みだからといってクロスやフローリングをブラックや濃い茶色にしても、入居者には全く響かないどころか逆効果になりえます。

どのような賃貸需要が多いのかを把握して、費用対効果の高い設備仕様を入れるようにしましょう。