駅距離は１０分以内が目安。 | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

賃貸需要を大きく左右する要因の一つに、最寄り駅からの距離があります。

不動産の場合、道路距離８０mにつき１分と表示する義務があり、賃貸需要が多いエリアはおおよそ徒歩１０分以内（８００m以内）と言われております。

入居者のほとんどがホームズやSUUMOなどのポータルサイトで物件探しをします。

その際に『徒歩１０分以内』という条件で探す入居者が多く、駅距離が徒歩１０分を超えてしまうと入居者の目に留まりもしない事もあります。

徒歩１０分以内という距離に一つのボーダーラインがあるイメージです。

例えば、徒歩５分と徒歩１０分とでは大きな差はないですが、徒歩１０分と徒歩１５分では大きな差が生じます。

駅まで徒歩１０分以内。これを一つの目安にして物件探しをすると良いと思います。

しかし、これはあくまで目安ですので、当然例外もあります。

例えば、１日の平均乗車人数が１０万人を超えるような主要駅の場合、駅から１０分を超えるエリアであっても十分な賃貸需要があります。

しかし、この場合は駅まで自転車を使う可能性が高いので、部屋数に応じた駐輪スペースが必要です。

また、地方では駅までの距離よりも、幹線道路へのアクセスの良さや、ショッピングモールまでの距離を優先する特性があるエリアもありますので、この場合は駅までの距離は賃貸需要に全く関係ありません。

駅距離は非常に大切な要素ですが、あくまで数字でしかありません。

人気の駅であれば、徒歩１０分を超えても十分に賃貸需要があります。

頭を固くせずに、物件ごとに精査するクセをつけましょう。