チャットGPTは不動産投資に活用できるのか？ | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

皆様、チャットGPTはお使いでしょうか？

実は、私は最近英語の勉強を始めたのですが、英語の勉強によくチャットGPTを使います。

例えば、『外国人の友達と話す為に英語の勉強を始めました。をいくつかの英文にして』と質問すると、数秒でいくつかの例文が出てきます。

すごく便利ですよね。

このチャットGPTは不動産投資に有効活用できるのでしょうか？

結論からいうと、有効活用できる分野とそうではない分野があります。

なぜ有効な分野とそうではない物件があるかというと、チャットGPTはインターネット上の膨大なデータを元に回答を生成しているので、インターネット上にそもそも正しい情報が出ていないものを正しく回答することはできないからです。

その最も顕著な例が金融機関や融資に対する回答です。

例えば、『不動産投資で最も最適な資金調達の方法を教えて』と質問しても正しい回答が返ってくることは絶対にありません。

どの金融機関のどの支店が不動産融資に対して積極的かはインターネット上で出回ることは決してないからです。

回答の元になるデータがインターネット上にない訳です。

きっと上記のような質問をしても、インターネット上に公開されているノンバンク系などのパッケージローンの回答しか来ないでしょう。

逆にいうと、インターネット上に情報が出ているものであれば、その膨大なデータから回答を生成してくれるので有効活用はできます。

例えば、賃貸需要の調査や、競合物件の有無についてです。

しかし、付け加えておくとあくまで『参考程度』に留めておきましょう。

結局のところ、一番情報や経験を持っているのはそれぞれのプロ達です。

賃貸需要や競合物件の有無については、管理会社が最も情報を持っている訳です。

結局は一社一社ヒアリングする従来のやり方が最も確度が高い情報と言えます。

チャットGPTは確かに画期的な技術ですが、不動産投資の世界においてはまだまだ実用的なレベルではないかと思います。