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『土地勘があるところで探しています』
『このエリアはよく知っているのでこの物件を買いたいです』
『土地勘がないので見送ります』
上記はよく耳にするセリフです。
しかし、少しトゲがある言い方になってしまいますが、このようなことを言う方は私の経験上、圧倒的に初心者に多いです。
これまで不動産投資には感情論は不要で、論理的思考が必要だと何度も申しておりますが、土地勘がある・ないで不動産を選ぶことは論理的ではないと言えます。
例えば、私は八王子出身で杉並区在住なので、八王子と杉並区には抜群の土地勘があります。
八王子は大学生の街と言われるほど、中央大学、法政大学、帝京大学とたくさんの大学があるので大学生の需要は高いエリアです。
しかし、それはごく一部の話。
私の地元は八王子と言っても、最寄り駅からバス圏のエリアなので学生どころか賃貸需要はほとんどないと言っても良いでしょう。
なので、私は抜群に土地勘があっても地元の物件は何があっても買いません。
同じく杉並区に住んでもう10年近くなるので、こちらも土地勘という面では抜群にあります。
しかし、杉並区は土地値が非常に高く、ここでアパート・マンションを建てたとしても利回りはたかが知れています。
金利と利回りのイールドギャップや、返済比率を考えると投資すべきエリアだとは到底思えません。
確かに賃貸需要はとても高いエリアなので、そういった面では安心ですが、不動産投資は総合的に物件の良し悪しを判断する必要があります。
この場合、賃貸需要は高くても、そもそもの物件取得費が高く、利回りが低くなってしまうエリアなので私だったら買わないエリアです。
このように、総合的に検討しリスクに見合ったリターンが見込めないと判断するのであれば土地勘があるエリアでも買ってはいけないし、反対にリスクに見合ったリターンがあると判断できれば土地勘がなくても買うべきです。
よって、土地勘があるから買う・土地勘がないから買わないというのは少しずれた考えだと思います。
結局のところ、土地勘があるエリアで探すという言葉の真の意味は『知らないエリアで買うより、知ってるエリアで買う方がなんとなく安心だから』という感情論の場合がほとんどだと思います。
実際に不動産投資で成功をおさめ資産を築いている方は、エリアにこだわりが一切ない方がほとんどです。
判断基準は『儲かるのか、儲からないのか』という点だけです。
一見ドライとも言える思考ですが、これこそが論理的思考なのかと思います。
実家の近くだから
昔住んででよく知ってるエリアだから
自宅の近くだから
もし、ご自身が上記のような理由で探していたら判断基準がずれているかもしれないので修正が必要です。
多くの投資家様に信頼いただいております!
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