同時決済スキームは絶対ダメ！ | ニュース | 一棟物の不動産投資は株式会社B・Effect Asset | 実績多数

複数の金融機関から資金調達するスキームで、『同時決済スキーム』というものがあります。

これは２つ以上の金融機関でそれぞれ別の物件の審査を同時に進め、決済もほとんど同日にすることで一気に２棟以上購入することができるというスキームです。

結論から言うと、この同時決済スキームは金融機関やその物件の売買契約に携わった不動産会社・仲介会社を欺く行為ですので、絶対にNGです。

この行為が発覚した場合、金融機関から一括返済などの重大なペナルティを課せられることも珍しくありません。

仮にペナルティがなかったとしても、信頼関係を完全に毀損することになるので、今後の追加融資はほぼほぼ絶望的になります。

一棟収益不動産への融資情勢が厳しい今日、せっかく関係を築けた金融機関から追加融資を受けられなくなるというのは大きな損失です。

確かに同時決済スキームであれば、短期間で２棟の物件を購入することができます。

しかし、正攻法で購入してもおおよそ１年で追加融資を受けられるようになるので、長期的に見ればたった１年の短縮でしかありません。

たった１年の短縮のために、金融機関や不動産会社との信頼関係を毀損し、さらにはその金融機関と取引禁止になる、という大きなリスクを背負うことになります。

不動産投資に限らず言えることですが、信義誠実さが足りない人で成功する人は存在しません。